楽天イーグルスの石井監督が20日、ドラフト1位の荘司康誠投手に指名あいさつをしました。1年目からの活躍に太鼓判を押すシーンもありました。
20日のドラフト会議で、立教大学の荘司投手を引き当てた楽天イーグルス。ドラフト会議後、石井監督はすぐに荘司投手のもとへ向かい、楽天のエースになってほしいと期待の言葉をかけました。
石井一久監督「1年目から活躍できる素質、球の強さ、僕も元ピッチャーだったのでその辺は間違いないと
荘司投手は最速157キロを誇る右の本格派。大学時代はけがもあり目立った成績を残せませんでしたが、徐々に球速を伸ばし3年生の頃から評価が急上昇しました。
石井監督はドラフトの当たりくじに、アニメキャラクターの決まり文句「無限の彼方へさあ行くぞ」というメッセージを添え、荘司投手に手渡しました。
立教大学荘司康誠投手「僕の可能性を信じて指名していただけたと伝わってきた。その期待に応えたいという思いがより一層強くなりました」
20日のドラフト会議で楽天イーグルスは、支配下で指名した6選手中5人が投手という結果になりました。
ドラフト3位、九州産業大学の渡辺翔太投手は安定感が持ち味の本格派ピッチャー。最速151キロのストレートと、キレのある変化球を織り交ぜ三振を量産します。
ドラフト5位は、今回唯一野手で指名されたNTT西日本の平良竜哉選手。小柄ながら豪快なフルスイングが魅力の内野手です。
ドラフト6位は西濃運輸の林優樹投手。近江高校時代には、甲子園で日本ハムの吉田輝星投手を擁する金足農業と激戦を繰り広げ敗退。その後、社会人野球で力を付け、ドラフト指名を勝ち取りました。
石井監督は今回のドラフトについて「スカウトと考えていた完璧に近いドラフト」と振り返っています。
楽天イーグルスは投手陣の立て直しを課題に上げていましたから、狙い通りのドラフトになったようです。
このほか、宮城県で指名された選手です。東北福祉大学からは甲斐選手がソフトバンクから3位指名。
杉澤選手がオリックスから4位指名を受けました。
入山投手はオリックスから育成3位での指名です。
日本製紙石巻の宮内投手が日本ハムから6位指名を受けています。