宮城県で11日、2242人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
感染が確認されたのは、仙台市発表分が1111人、宮城県発表分が1131人です。
11日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は340人です。
年代別は、10歳未満が281人、10代403人、20代298人、30代313人、40代382人、50代237人、60代142人、70代103人、80代51人、90歳以上32人です。
宮城県の金曜日の感染者は、10月7日544人、14日771人、21日663人、28日907人、11月4日1103人、11日2242人と推移しています。
岩沼市、亘理町、大崎市、栗原市、登米市の高齢者施設でそれぞれ12人、18人、15人、11人、10人、大崎市の医療機関で21人が感染し、クラスターが発生しました。
仙台市で50代女性患者が亡くなり、宮城県で亡くなった方は445人となりました。
全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。
大崎市41人、登米市23人、石巻市16人、栗原市13人、名取市12人、気仙沼市・塩釜市各11人、富谷市10人、多賀城市8人、岩沼市7人、東松島市6人、柴田町・亘理町各5人、白石市・松島町・美里町・女川町・大河原町各3人、角田市・七ヶ浜町・山元町・利府町・加美町・大和町・大衡村各2人、涌谷町・蔵王町・丸森町・南三陸町・色麻町各1人です。仙台市は発表していません。
宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で34.4%(208/605床)、重症病床は9.1%(5/55床)、仙台医療圏に限ると34.6%(138/399床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。
9日現在のPCR検査等の実施状況は、7日3312件(陽性2186)、8日2461件(陽性2647)、9日1398件(陽性3)、コールセンターへの相談件数は、7日883件、8日881件、9日818件となっています。