宮城県色麻町は、空き家の有効活用と適切な管理ができるよう民間の2社と協定を結びました。

 色麻町と協定を結んだのは、空き家の資産価値を調査して活用方法を提示するファンタステクノロジーと、解体費の見積もりサービスを手がけるクラッソーネです。

 色麻町では11月1日時点で78戸の空き家があり、防犯や景観への影響などが課題となっていました。

 町は空き家の所有者に売却やリフォーム、解体する際の費用を無料で提示することで、利活用に関する情報不足の解消や、解体に踏み切れない所有者の意思決定につなげる狙いがあります。

 早坂利悦色麻町長「地方での空き家は、有害鳥獣の住処になる可能性もある。そういう意味でも空き家を無くしたい」

 町では、年内に空き家10戸を対象とした調査を始めることにしています。