岩手県一関市で、側溝に取り付けられた鉄格子のふた、いわゆるグレーチングを盗んだとして、宮城県登米市の2人組の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで岩手県警に逮捕されたのは、登米市南方町大平の自称廃品回収業、佐瀬仙治(68)容疑者と、アルバイト邊見馨容疑者(75)です。

 2人は29日午前11時ごろ、一関市内の市が管理する林道で、グレーチングと呼ばれる側溝に取り付けられた鉄格子のふたを複数枚、時価数千円相当を盗んだ疑いが持たれています。

 11月に入り一関市内では、計20枚のふたが相次いで盗まれていて、市は警察に被害届を出していました。

 警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。販売目的なども視野に入れ、余罪や動機を捜査しています。