JAF=日本自動車連盟は、地震や台風などの被災者に車の無償貸し出しを行っている日本カーシェアリング協会に、クラウドファンディングで集めた活動資金を寄付しました。
21日に贈呈式が行われ、JAFの担当者から日本カーシェアリング協会の吉澤武彦代表理事に寄付金約300万円の目録が手渡されました。
宮城県石巻市に本部がある日本カーシェアリング協会は、全国各地から寄付された車を災害で車を失った人に一定期間、無償で貸し出していて、現在約300台を保有しています。
活動には車検の費用や自動車保険料、被災地までの運送費などが必要で、2022年も全国で災害が多発したことから資金繰りが大きな課題となっています。
こうした現状を被災地で車の撤去作業などを行っているJAFが知り、協会の活動を支援しようとクラウドファンディングで寄付金を募りました。
日本カーシェアリング協会吉澤武彦代表理事「感無量と言いますか、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」