2021年4月、宮城県白石市の小学校で校庭にあるネットの支柱が折れ児童2人が死傷した事故についてです。仙台地検は、業務上過失致死傷の疑いで書類送検された当時の校長と主幹教諭を不起訴としました。
不起訴となったのは、当時の白石第一小学校の校長と主幹教諭の2人です。
この事故は2021年4月、白石第一小学校の校庭で児童らが防球ネットに寄りかかるなどして遊んでいたところ木製の支柱が折れ男子児童1人が死亡、もう1人が大けがをしました。
警察は2月に危険性を認識していたのに点検の指示を怠ったとして、2人を書類送検していました。
仙台地検は不起訴にした理由について「公判を維持できる十分な証拠を揃えられなかった」としています。