警察官を装い宮城県名取市の女性からキャッシュカードを盗み、ATMから現金約130万円を引き出した疑いで11月に逮捕された兵庫県の無職の男性について、仙台地検は12月22日付で不起訴処分にしました。

 不起訴となったのは、兵庫県の無職の男性(32)です。

 男性は6月、仲間と共謀し、警察官を装って名取市の80代の女性からキャッシュカード2枚を盗み、仙台市青葉区内のコンビニのATMから現金約130万円を引き出した窃盗の疑いで逮捕・送検されました。

 仙台地検は、12月22日付で男性を不起訴処分にしました。

 「公訴を維持するに足りる十分な証拠を確保できなかった」とコメントしています。