宮城県気仙沼市唐桑町で正月の縁起物「はじき猿」づくりが進められています。

 はじき猿は、布で作られた小さな猿を竹ひごに抱きつかせ、竹製のバネではじく民芸品で、災難や悪事を「はじき去る」と伝えられています。

 はじき猿は約300年の歴史があり、気仙沼市唐桑町の千葉久悟さんは毎年500個ほどを制作しています。

 はじき猿は1000円程度から1万5000円のものまであり、どんと祭が行われる2023年1月14日と翌日の15日に気仙沼市唐桑町の御崎神社で販売されます。