宮城県の気仙沼市魚市場では、初売りが行われました。
市場には、4日朝に水揚げされた本マグロやメバチマグロなどが並び、仲買人が品定めをしながら入札していきました。
気仙沼市魚市場は2022年、カツオの水揚げ量が前の年より7割も減ったほかサンマも不漁が続いていることから、水揚げ量は前の年に比べ4割、売り上げは2割減少しました。震災の年を除くと、記録が残る1989年以降最低でした。
気仙沼漁協齋藤徹夫組合長「カツオ船、サンマ船、マグロ船、まき網船みんなが大漁に恵まれてそういった年になれば良いなと思っています」
市場では、2023年の売上目標を例年並みの200億円としていて、主力であるカツオやサンマの水揚げ量増加に期待していました。