2024年度に仙台空港を利用した人の数は約377万人で、コロナ禍前の2019年を超え過去最多を更新しました。国際線の利用者が2023年度から40%近く増えるなど、好調なインバウンドが増加の要因となっています。

 仙台空港によりますと、2024年度の仙台空港の国際線を利用した人の数は51万9179人で、2023年度に比べ約4割14万5000人ほど増えました。

 一方、国内線は8万3000人ほど増え325万9244人で、国際線と国内線を合わせた利用者は377万8423人と、コロナ禍前2019年度の371万8180人を上回り、過去最多となりました。

 仙台空港では、新型コロナが落ち着き観光需要が回復したことや、香港便や台湾便などアジア圏のインバウンドが好調に推移したことが過去最多につながったと分析しています。