宮城県内で生産された乾海苔の出来栄えを審査する品評会が、塩釜市で開かれました。
6日の品評会には、石巻市や七ヶ浜町などで生産された乾海苔98点が出品され、漁協や県の関係者が香りや色つやなどを審査しました。
最高賞の「優賞」には、県漁協仙南支所の木村清一さんの乾海苔が選ばれました。
県によりますと、去年9月から11月にかけて海水温が下がらず、生育不良や色落ちが心配されましたが、その後、海水温が下がり海中の栄養分が増えたため、例年と変わらず品質の高い海苔に仕上がったということです。
「優賞」と「準優賞」に選ばれた乾海苔は2月、皇室に献上される予定です。