6434人が亡くなり今も3人が行方不明になっている阪神・淡路大震災から、1月17日で28年です。宮城県石巻市では、当時の被害や復興の歩みを伝えるパネル展が開かれています。
地震発生時刻の午前5時46分。神戸市の中心部にある東遊園地では、阪神・淡路大震災で亡くなった6434人の犠牲者に祈りが捧げられました。
阪神・淡路大震災の教訓を伝えようと、石巻市のみやぎ東日本大震災津波伝承館では、兵庫県で災害の伝承活動を行っている団体がパネル展を開いています。
会場には地震発生直後に各地で火の手が上がり街が燃えている様子や、横倒しになった高速道路など直下型地震による被害の大きさを伝えるパネルが展示されています。
来館者「やっぱりすごいショックだったので高速道路とかが倒れてて、そういうのをまた思い出しました。(この記録は)大事に残していってほしいですね」
みやぎ東日本大震災津波伝承館五十嵐綾企画員「阪神・淡路大震災の被害状況や東日本大震災の被害状況等の比較のパネルもご覧いただくことができますので、ぜひご覧いただいた上で日頃の災害への備えであったり、地震発生時等の行動について見直すきっかけにしていただければと思います」
パネル展は入場無料で、27日まで開催されています。