地元食材を使って高校生が考えた3種類の弁当が、15日から宮城県のスーパーやコンビニで販売されます。

 商品化されるのは、県が主催する高校生地産地消お弁当コンテストで入賞した3作品です。12回目の開催で、過去最多の183作品の応募がありました。

 最優秀賞に当たる宮城県知事賞に選ばれたのは、気仙沼高校の「美味さ止まんnature(ねっちゃー)!宮城丸ごと弁当」です。宮城の自然をコンセプトに、気仙沼産のメカジキを使ったメンチカツや、メカブを添えたニンジンの炒め物など地元の食材にこだわった弁当です。

 価格は税込み646円で、15日から28日までウジエスーパーなどで販売されます。 気仙沼高校阿部友羽和さん「いろんな宮城県の食材を入れたので、メジャーじゃない宮城県の食材もこんな食材があるんだって知ってもらって、笑顔で楽しくおいしく食べてもらいたいと思います」

 気仙沼高校西城和那さん「コロナ禍の中でいろんな人と外で食べたりできなくなったので、たくさんの人に食べて笑顔になってほしいのと楽しんでほしい」

 このほか、もち豚とタマネギのアセロラ酢あえなど健康を意識した亘理高校の弁当や、ご飯が進むをテーマにした加美農業高校の弁当がスーパーやコンビニで販売されます。