28日の午後8時前に、仙台市泉区で撮影されたドライブレコーダーの映像です。何かが突然発光し、北西に向かって消えていきます。こうした光が、ここ数日全国で目撃されています。
国立天文台本間希樹教授「火球だと思います。流れ星の明るいものが短い時間で飛んでいる様子が映っているので、恐らく火球だろうと思いますね」
国立天文台の本間希樹教授は、全国で相次いで見られたことについて次のように指摘します。
国立天文台本間希樹教授「これはたまたまだと思いますね。特に今、火球が増えるあるいは流れ星が増えるというシーズンではないので、隕石みたいなものが落ちてくると、明るい流れ星=火球になりますので、たまたま続けて起きたというのが実情だと思います」
猛スピードで落ちてくる火球。危険性はないのでしょうか。
国立天文台本間希樹教授「基本的には心配ないですね。これくらいの火球ですと、元の隕石も全部燃え尽きて地上に落ちてきませんし、地球上に何か危険があるということはないですね」