宮城県気仙沼市の震災伝承施設では、震災の記憶と教訓を未来へつなぐためのイベントが開かれています。
中崎佑香記者「こちらの会場では、手書きの防災マップなど小中高生が制作した防災学習に関するポスターが展示されています」
気仙沼市の東日本大震災遺構・伝承館では中高生が中心となって企画したイベント、けせんぬま伝承・防災文化祭2023が開かれています。
未来へつなぐ私たちのメッセージをテーマに、地元の児童生徒らが手書きの防災マップや外国人にも分かりやすい避難標識を考案するなど、多様な視点での取り組みをポスターにまとめました。
大阪からの来場者「各世代が自分たちの今できることをやっているのは素晴らしいことだなと思いました」
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館熊谷心副館長「一人でもより多くの人にこういう活動しているというのを見ていただいて、また同じような活動が全国で広がっていけば良いのかなと思っています」
伝承館ではこうしたイベントなどを通して、震災を経験していない世代や地域の人々にも防災について考えるきっかけを提供し続けたいとしています。
ポスターは、4月2日まで展示されています。