7日午前に行われた日本の新たな主力ロケット、H3初号機の打ち上げは、失敗に終わりました。宮城県角田市のパブリックビューイングの会場で見守っていた市民からは、落胆の声が聞かれました。

 JAXAの宇宙センターがある角田市の施設で行われたパブリックビューイングには、市民など約100人が参加しました。

 午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケットの初号機が打ち上げられると歓声が上がりました。

 ところが数分後、打ち上げが失敗したとのアナウンスが。

 「ロケットはミッションを達成する見込みがないとの判断から、指令破壊信号を送信しました」

 第2段エンジンの着火が確認できなかったため、指令破壊の信号が送られたということです。

 「ただ、残念の一言です」「とにかくチャレンジしてほしいです。引き続き成功するまで」