宮城県は、小さく生まれた赤ちゃんの保護者向けにリトルベビーハンドブックを制作しました。

 村井知事「早産等により小さく生まれた赤ちゃんのご家族が、お子さんの成長を記録しながら子育てができるよう低出生体重児向けの母子手帳のサブブック、みやぎリトルベビーハンドブックを作成いたしました」

 このハンドブックは体重が2500グラム未満で生まれた、低出生体重児の保護者向けに出産した医療機関が配布します。

 母子手帳は、体重を1000グラムからしか記入できませんが、このハンドブックは0グラムから記入できます。

 発達の目安については「はい」か「いいえ」を答えるのではなく、目安が見られた時期を記すようになっています。保護者の精神的な負担を避けるためです。

  こうしたハンドブックは、静岡県が2018年度に導入し、各地に広がりつつあります。

 宮城県内の保護者でつくるサークル、インフィニティでも県に要望していました。

 代表の村上理美さんは「出産も赤ちゃんの成長も一人一人違います。その成長を楽しんでほしい」とのメッセージをハンドブックに
寄せています。