宮城交通は、仙台市の路線バスで初めてとなる電気自動車のバス=EVバスの運行を21日から始めました。
宮城交通が導入した2台のEVバスは、21日から仙台中心部を循環する路線で運行が始まりました。
車体には、みやぎ応援ポケモンのラプラスが描かれていて、第一便の出発をラプラスも見送りました。
EVバスは電気の力で走るため、走行時に二酸化炭素を出しません。従来のバスに比べ、走る際の音が静かで揺れも少ないのが特徴です。
2時間の充電で、最大で約230キロ走行することができます。
乗車した親子「騒音がすごく減ったので、乗り心地はとてもいいかなと思いました」「大きな揺れも無いから楽しい」
2台のうち1台の屋根には太陽光パネルが取り付けられていて、車内の電力を賄います。
また、2台ともバッテリーを非常用の電源として使うことができ、約8世帯が1日に使う電力を供給できるということです。
宮城交通脇田淳営業部長「従来のディーゼルバスと比べて非常にエコだと考えております。数多くの県民市民の皆様にご利用いただきたいと考えております」