春分の日の宮城県は、朝から晴れて気温が上がり最高気温は5月中旬並みになったところもありました。白石市では、早咲きの桜が開花しました。
白石市の常林寺の山門前にあるエドヒガンは、19日の午前9時ごろ約10輪の花が咲いていたということです。
住職によりますと、開花は例年よりも10日ほど早く開花から1週間ほどで満開を迎えるということです。
「毎年楽しみにしていて、咲いたなと。しかもいつもより早く咲いているので明るい気持ちになっている」
21日の宮城県は高気圧に覆われ広い範囲で晴れていて、午後3時までの最高気温は仙台で18.3℃、白石で21.3℃、古川で19.3℃など各地で4月下旬から5月中旬並みとなりました。
桜の名所として知られる白石城では、ソメイヨシノのつぼみが膨らんでいて、職員は気温次第ではあるが早ければ22日にも花が咲くのではないかと期待を込めて話していました。
民間の気象会社ウェザーニューズでは仙台の桜の開花日を3月29日と予想していて、平年よりも10日ほど早くなると見込んでいます。