宮城県大崎市でレッカー車が盗難被害に遭いました。盗まれたのは「ある部品」、狙われた理由とは。
車両10台を所有し車の故障などの依頼に対応している大崎市のレッカー会社。そのうちの1台から「ある部品」が盗まれました。 ヘッドライトに挟まれた位置にあるプラスチック製のフロントグリルです。
振動に反応して作動したため、ドライブレコーダーには盗みを働く男がいきなり現れます。わずか2分ほどの手慣れた犯行でした。 被害に遭った会社は、警察に被害届を提出するとともにYouTubeに動画を挙げて情報提供を求めています。
「そんなに簡単に取れるもんなんですか?」「分かっている人なら簡単に取れる」
エンジンを冷却するラジエーターを保護する役割のフロントグリルが、なぜ盗難の対象に?
ジャパンカーレスキュー五島啓太代表「やっぱり光っているちょとかっこ良く見えるのが一番の理由ではないですかね。メッキ加工しているトラックはやっぱり目に付きますよね。キラキラしているのでかっこいいです」 盗まれたのは、トラックユーザーの間で人気というフロントメッキグリル。メッキ加工無しと比べると確かにキラキラしています。 犯人が画面から消えた直後、国道に路上駐車した大型車両に向かう人影。手に何か大きな物を持っています。犯人なのでしょうか? 他にも、緊急走行時に使用する赤色点滅ライト2個も盗まれ被害額は約10万円です。 ジャパンカーレスキュー五島啓太代表「自分が乗っているトラックに取り付けるか、誰かに転売するのではと思っています。悪いことをすれば絶対にかえってくるので心を改めてほしい」
被害に遭ったのは17日の午前2時半ごろとみられています。レッカー会社では映像を公開することで、再発防止や注意喚起につながればと話していました。