仙台市の郡市長は5月、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれる首脳級の会合に出席し、東日本大震災からの復興や防災・減災の取り組みなどを報告することになりました。

 仙台市によりますと20日、日本政府を通じて国連から出席の依頼があったということです。

 今回の会合は、2015年の国連防災会議で採択された2030年までの国際的な防災の指針、仙台防災枠組の中間評価をテーマに5月18日と19日に開かれ、郡市長の報告は19日の予定です。

 仙台防災枠組は、災害による被害を減らすため犠牲者数や被災者数の削減など7つの目標を掲げています。

 この取り組み状況について仙台市は2月、東北大学災害科学国際研究所と協力して独自に現時点での達成状況を評価し公表しています。

 郡仙台市長「仙台としてはここまで取り組むことができた、そしてこれからの課題はこういう所だという所について発表させていただくとともに、仙台がより良い復興ということで取り組んでまいりましたけれども、その点についても世界に向けて発信してまいりたい」