ゴールデンウィークを前に国際線で運航再開です。仙台とソウルを結ぶ定期便が、約そ3年ぶりに再開しました。
仙台国際空港鳥羽明門社長「喜びと感謝の気持ちを込めましてお待ちしていました。お帰りなさい。地域ならではのそれぞれの季節を楽しんでいただける、様々なイベントや祭りを満喫していただければと願っております」
アシアナ航空の仙台−ソウル便は仙台空港初の国際定期便として1990年に運航が始まりましたが、新型コロナの影響で2020年3月から運休が続いていました。
2023年3月にようやくチャーター便の運航が再開し、搭乗率が好調だったことから
ゴールデンウィークを前に定期便の再開が決まりました。
「すごい待ってましたし、直行便あるのとないのとで差があるので復活してありがたいですね」
アシアナ航空の仙台−ソウル便は日曜、火曜、金曜に週3往復運行されます。
七十七リサーチ&コンサルティング田口庸友主席エコノミスト
「2019年のゴールデンウィークは、令和改元の大連休となった年で最大で10連休という人もいました。
この年の4月と5月に宮城県を訪れた人は1335万人と、2015年以降最大となっていて2023それに匹敵する観光需要が期待されます。
JTBグループの推計では、2023年のGWの総旅行者数は2470万人で、2019年と比べ99%とほぼ回復しています。
特に国内旅行は102%と、コロナ前を上回っています。
海外旅行も徐々に回復してきていますが、円安などの影響もあり旅行需要はまだ国内に向いているため、宮城県の観光地にも追い風になっています。
宮城県の2023年のゴールデンウィークの宿泊や飲食の消費額は118億円と推計されていて、この額は年間消費額の3.3%を占める大きな額です。