ゴールデンウィークを前に、宮城県各地では観光客を迎える準備が進められています。仙台城跡では、政宗公の騎馬像が修復から戻って初めての大型連休です。
仙台を代表する観光名所、仙台城跡は午前9時の時点でにぎわいを見せていました。
仙台のシンボル、伊達政宗公の騎馬像は2022年3月の地震で傾き、ちょうど1年前は幕で覆われていました。
修復を終えた騎馬像が仙台に帰還したのは3月。初めて迎えるゴールデンウィークです。
観光客「写真でしか見たことがなかったので、実際に見てみたら筋肉の部分がすごく細かく出てたり思ったより大きかった」「韓国人が仙台に来たら、必ず見ているところだと聞いて、本当に行ってみたかったけど本当に見たら感動しました」
土産物店には、騎馬像おかえり記念のキーホルダーやステッカーが登場し、観光客を迎える準備は万全です。
末谷和稔店長「政宗公が1年ぶりに戻ってこられたので皆さんの士気も上がっております。3年ぶりのゴールデンウィークということで、天気のほうも恵まれるということでかなり期待しております」
一方で仙台市中心部からのアクセスは、地震により石垣が崩れた影響で今も遠回りするルートです。
仙台市では26日に開幕した全国都市緑化フェアの会場と仙台城跡を行き来する人が多くいると見込み、大手門からの歩道を開放したほか、4月29日から5月7日まではシャトルバスも運行します。