災害時にガスを迅速に復旧させるため、宮城県石巻市がガス会社に作業拠点を提供する協定を結びました。
8日に締結式が開かれ、石巻ガスの青木八州社長や石巻市の齋藤正美市長が出席しました。
東日本大震災では、石巻市で約1万2700戸のガス供給が停止し、復旧に2カ月ほどかかりました。
資材置き場や県外からの応援職員を受け入れる拠点の確保が課題となっていたため、今回の協定では災害時に市が石巻ガスに復旧の拠点となる場所を提供することを確認しました。
石巻ガス青木八州社長「この協定を結ぶことによって(早期復旧の)実効性を上げて1日でも早く復旧できる、そういう態勢に結び付けられればいいなと思っています」