大規模な林野火災に備える宮城県の訓練が栗原市で行われ、参加者が連携や対応策を確認しました。

 訓練は栗原市の一迫中央公園から出火し、強風にあおられ延焼が拡大した想定で行われました。

 県警や近隣の消防本部など25の機関から約230人が参加し、初期消火や延焼を防ぐための伐採の手順などを確認しました。

 宮城県によりますと近年はキャンプブームを受け、たき火の不始末が原因の火災が増えているということです。

 宮城県内では2022年、20件の林野火災が発生しましたが、2023年は4月末までに25件とすでに去年を上回っています。