宮城県と仙台市、宮城労働局は経済団体を訪問し、2024年3月に卒業予定の高校生について採用枠の確保や人材育成の推進などを要請しました。

 県や仙台市、宮城労働局の幹部ら5人は県商工会議所連合会を訪れ、神部光崇副会頭に要請書を手渡しました。

 要請の内容は、新規高卒者の正社員採用枠の確保・拡大、魅力ある職場づくりや人材育成の推進など3項目です。

 県商工会議所連合会神部光崇副会頭「地域全体の価値を高めていく努力をしながら、雇用面においてもポジティブな動きを確保していくことが必要」

 この春卒業した高校生の就職率は99.6パーセントで過去最高となりましたが、宮城県への就職率は79.8%と低下傾向にあるということです。