宮城県南三陸町で31日朝、今シーズン初めてのウニ漁が行われました。前のシーズンよりも約3週間早い解禁です。
南三陸町戸倉地区では、午前5時の解禁とともに約100隻の漁船が沖合に向かいました。
漁師たちは箱メガネを使って海中をのぞきながら、先端にフックが付いた竿を操り、ウニを手際よく取っていました。
漁師によりますと、ウニの成長が早くこの時期としては身入りが良いということです。漁港に水揚げされた後、殻を割って身入りが確認され計量などが行われました。
漁師「これから身入りも良くなるし、色も良くなるからね、いいんじゃないですか」「海の条件が無ければもう少し早く開口したんですけど、ようやく取ることができて大変結構です」
31日は1キロ当たり530円と、前年の同じ時期に比べて30円ほど高く取り引きされました。宮城県や関東などに出荷されます。