炭づくりの見学会が、宮城県東松島市で行われました。養殖いかだに使われた竹を有効に活用します。

 この取り組みは、カキの養殖棚などで使われた竹から竹炭を作って新たな資源にしようと、宮城教育大学や民間の団体が協力して進めています。

 養殖棚の竹は約3年で交換していて、松島湾全体で1年間に4万本、約240トンが廃棄されているということです。

 主催者側では、竹を廃棄せずに炭にして土壌の改良や水質の浄化に活用することを目指していて、いずれは商品化する考えです。

 netom代表理事西城潔さ「炭の持っている可能性を、多面的にそれぞれの生活の中で生かしてもらい、それが結果的に炭素固定とか環境問題を解決するとかそういうことになっていけば面白いかなと」

 カキ漁師「漁業者としては大変ありがたい。今までお金払って処分するのを、今度はこちらでやってもらえるので」「これがもっと広がってもらえればありがたいと思います。