四季折々の草花が楽しめる、宮城県加美町のやくらいガーデンでは、今、花ではないあるものが注目を集めています。

 見事に咲いたピンクのバラとともに、辺り一面にひろがっているのは色とりどりの傘です。

 やくらいガーデンでは、1日からカラフルな傘が園内を彩るイベント、アンブレラスカイが開催されています。

 見頃の花が少なくなる夏の期間も、訪れる人を楽しませたいと企画され、園内の広場や庭園には花のように開いた1000本を超える傘が飾られています。

 空中に傘を飾るアンブレラスカイは賀来津で開催されていますが、やくらいガーデンでは子どもの目線程の高さにも設置するなど、工夫を凝らしているということです。

 内田有香アナウンサー「新たにレインボーカラーの傘が加わりました。風に揺られる姿が華やかさを演出しています」

 頭上を飾る傘の数を増やしたほか、風鈴の音色を楽しめるエリアを設けるなど、様々なリニューアルが行われています。

 来園者「ゆったりした感じでいいですね、きれいだし。色とりどりの傘を見る機会が無かったのと、用意するとき大変だったんじゃないかと思いながら見ていたびっくりするぐらいきれいだな」

 やくらいガーデンのアンブレラスカイは、休園日を除き8月27日まで毎日開催されています。