仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は横ばいで推移する見通しが示されました。

　東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから、毎週仙台市の新規感染者数を予測しています。

　先週のウイルス濃度は前の週と同じ水準で、今週の予測値は１万３６人と先週とほぼ横ばいで推移する見通しです。

　東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「先週は第８波の入り口ぐらいと同じところですというご報告をしたのですが、そこは変わりなかったのでそのままずっと増えていく状況ではなかったですね」

　佐野教授は、こまめな換気などを呼び掛けています。