6月、仙台市若林区の路上で正当な理由なくカッターナイフを所持した疑いで逮捕された28歳の男性について、仙台地検は不起訴処分としました。

 不起訴処分となったのは、仙台市若林区文化町に住む会社員の男性(28)です。
 男性は6月30日午前7時ごろ、若林区卸町3丁目の路上で刃渡り6センチのカッターナイフ1本を、正当な理由なく所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕送検されました。
 仙台地検は、男性について7月19日付で不起訴処分(起訴猶予)としました。

 地検は「事件に関する一切の事情を考慮した」とコメントしています。
 現場近くでは逮捕前日に、男子中学生が刃物を持った男に声を掛けられる事案があり、警察は同一の人物とみて捜査していました。