宮城県の最低賃金は、10月から時給を40円引き上げ923円となる見通しです。40円の引き上げ額は過去最大です。

 企業が労働者に最低限支払わなければならない最低賃金をめぐる会合が、7日に宮城労働局で開かれ、宮城県の最低賃金を40円引き上げ923円とする答申をまとめました。 歴史的な物価の上昇で家計が厳しくなっていることを踏まえたもので、40円の引き上げは前年の30円を上回り現在の仕組みになった1978年以降で最大です。

 今回の答申を受け、宮城県の新たな最低賃金は10月から適用される見通しです。