仙台市のコロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は横ばいに推移するとの見通しが示されました。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから、仙台市の感染者数を予測しています。
先週のウイルス濃度は前の週と比べてほぼ横ばいで推移していて、今週の予測値は9183人と2週連続で1万人を下回る見通しです。
前年はお盆期間をピークに減少に転じましたが、今後も気温の高い日が続き換気が難しくなるため、前年と同じ傾向は期待できず横ばいがしばらく続くと見ています。
東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「熱中症に気を付けての上でのところではあるんですけど、できる限りやれる範囲での換気ということを、特に大人数が集まるような時ぜひ心掛けていただきたい」