重い心臓病のためアメリカに渡って心臓移植の手術を受けた1歳の女の子が、無事に退院しました。

 重症心不全を抱えた佐藤葵ちゃん(1)は、3月に渡米して8月12日に移植手術が成功しました。

 葵ちゃんの移植手術をめぐっては、仙台市出身の母親らが全国で募金を呼び掛け必要な費用を集めました。

 救う会などによりますと、心臓移植後に入院を続けていましたが、現地時間の30日に検査で異常が無いことが確認され、無事に退院しました。病院を出て家族全員で過ごすのは約500日ぶりです。

 今後、アメリカで半年間経過観察をする予定です。