成年後見人の立場を悪用し、高齢者から現金2000万円余りを横領した罪に問われている元司法書士の男の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認めました。

 元司法書士の石川芳弥被告(62)は2019年から2022年にかけ、後見人となっていた4人の高齢者の銀行口座から450回以上にわたり2000万円余りを引き出し横領した罪に問われています。

 石川被告は2度追起訴されていて、12日の初公判では初めに起訴された420万円の横領の罪について審理されました。

 石川被告は検察官が起訴内容を読み上げると「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察側は冒頭陳述で「石川被告は借金の返済などに困って着服し、その穴埋めのため他の預かり口座から補てんしていた」と指摘しました。