東日本震災の復興支援を目的にしたサイクリングイベント「ツール・ド・東北」の10回目となる記念大会が、16日から2日間の日程で始まりました。

 宮城県内の沿岸部を自転車で駆け抜ける「ツール・ド・東北」は、震災の復興支援を目的に2013年からスタートし、今年で10回目を迎えました。

 新型コロナの影響で、去年までは中止や縮小を余儀なくされましたが、今年は4年ぶりに2日間の日程で行われます。

 初日の16日は県内外から参加した約100人のライダーが、石巻市の震災遺構・門脇小学校の前や東松島市の野蒜海岸をめぐる70キロのコースを走りました。

 神奈川からの参加者「テレビで、映像で、すごい大変な状況とかも見てる中で、これだけ復興してきたっていうのは、本当に素晴らしいことだなっていうのを感じながら、走らせて頂いています」

 沿道からは大きな声援が送られました。17日は気仙沼を折り返す210キロなど、4コースがおこなわれます。