バスケットボールB1リーグが7日に開幕しました。仙台89ERSは今シーズン成績だけではなく、観客数を大幅に増やすという高いハードルも越えなければなりません。
7日にアルバルク東京との開幕戦を迎えた仙台89ERS。ホームのゼビオアリーナ仙台には、試合開始前からブースターたちの長い列ができました。
2026年に始まるトップカテゴリー、Bプレミアへの参入を目指す仙台89ERSにとって、今シーズン成績以外にもクリアしなければならない目標があります。
Bプレミアの参入条件の1つ、1試合当たり4000人以上、シーズンでのホームゲームの観客数12万人です。前シーズンは1試合平均約3375人でシーズン10万人余りでした。
仙台89ERS事業部木村雫さん「入場者数12万人を達成しなければいけないという大きなハードルがあります。是非試合会場で応援していただきたと思います」
チームはこの目標に向けて仙台駅を仙台89ERSのフラッグで黄色く染めるなど、知名度の向上を図ってきました。会場のフードコートも拡充しました。
店員「(新加入の韓国人選手)ヤン・ジェミンの旨辛チーズタッカルビです」
選手にちなんだメニューもつくり、試合だけではなくグルメでも楽しめるよう工夫しています。
開幕戦の入場者数は約4300人と満席。会場をブースターで埋め尽くすことに成功しました。
試合は第1クオーター第2クオーターとアルバルク東京に押され、20点差をつけられます。
しかし後半に仙台89ERSが猛反撃。第4クオーターには次々とシュートを決め、残り3分を切って逆転。
ところが、すぐに逆転され開幕戦を白星で飾ることはできませんでしたが、ブースターたちは満足していました。
仙台89ERSブースター「今まで以上にBプレミアを目指して、ブースターも選手たちも頑張っていることが分かった気がしました」「満員だったので全試合皆さん足運んで、毎回そういう景色が見れたらうれしいです」