生食用の宮城県産カキの出荷が30日から始まります。石巻市ではカキをむき身にする作業が行われました。
石巻市渡波のカキの処理場では、約120人の生産者が29日までに水揚げしたカキを1つ1つ丁寧にむき身にしていきました。
県が定める生食用カキの出荷解禁日は毎年9月29日となっていますが、猛暑の影響で海水温が高くカキの生育が遅れたため、1カ月延期されました。
県漁協石巻湾支所丹野芳広かき部会長「1カ月延ばしたかいもあって、小粒なんですが身入りの方はいいカキになってます。濃厚で甘みがあってカキ独特の磯の香りがあって、とてもおいしいので是非食べてほしいと思います」