宮城県岩沼市は、放課後児童クラブなどの社会福祉事業の委託先に、委託料を約2300万円過払いしていたと発表しました。本来必要のない消費税分を誤って支払っていました。
岩沼市によりますと、2021年度までの11年間で放課後児童クラブや延長保育などの委託先の4つの事業者に対し、消費税の対象外の事業にもかかわらず誤解し、委託料の消費税分として約2300万円を払い過ぎていました。外部からの指摘で、2021年11月に発覚しました。
請求期間が過ぎた2016年度以前の分など約1600万円について回収を諦め、事業者と和解する議案を14日に開会する市議会に提出します。
過払いに関わった当時の担当者やその上司らを対象に、市の負担についての請求や処分を検討するということです。