7月、仙台市泉区のパチンコ店で男性客をおので打ち付け殺人未遂の疑いで逮捕された21歳の男性について、仙台地検は不起訴処分にしました。

 不起訴処分となったのは、宮城県大和町に住む無職の男性(21)です。

 男性は7月、泉区のパチンコ店で遊戯中の52歳の男性の後頭部をおので複数回打ち付けるなどした殺人未遂の疑いで逮捕送検されました。

 仙台地検は、責任能力を調べるため男性を約3カ月間鑑定留置していましたが、4日付で不起訴としました。

 仙台地検は「犯行時の精神状態などを考慮した」とコメントしています。