世界で活躍する宮城県石巻市出身の自然写真家、高砂淳二さんの作品展が石巻市博物館で開催されています。
会場には高砂さんが38年間にわたり世界各地で撮影した写真、104点が展示されています。
写真家人生の始まりとなった「海」や、生き物や自然との関わり合いに敬愛の念を込めた「Dear Earth」など5つのテーマで高砂さんの軌跡をたどることができます。
高砂さんは2022年、世界最高峰と言われる自然写真コンテストの自然芸術部門で日本人初の最優秀賞を受賞しました。
受賞作品「ヘブンリー・フラミンゴズ」は、標高3700メートルのボリビアのウユニ塩湖で羽を休めているフラミンゴたちを撮影しました。
高砂淳二さん「思い思いの格好してフラミンゴがいたんですね、それを壊さないで、そっと撮ることができたのでうれしかったし。それはもうほんとプレゼントっていう感じでしたね。自然に対してもっと畏怖の念とか、尊重する気持ちとかね、そういうのも持ってもらえるような気付いてもらえるような写真を撮っていきたいなと思いますね」
写真展は、石巻市博物館で2月25日まで開催されています。16日には高砂さんのトークショーも行われます。