年末年始の海の安全を守ろうと、宮城海上保安部による特別警戒が行われました。

 宮城県の塩釜港で行われた出動式には、宮城海上保安部の職員約20人が参加しました。

 海上保安部では年末年始に利用が増える旅客船やカーフェリーなどを対象に、船内や旅客ターミナルでの犯罪やテロへの警戒を強化します。

 式の後、巡回と安全指導に向けて巡視艇うみぎりが出航しました。

 宮城海上保安部木下秀樹部長「緊張感を持って犯罪防止に向けた警戒、そして運航者の方に安全対策の徹底を図ってもらうために指導をしっかりしてまいりたいと考えております」

 特別警戒は1月10日までで、宮城県では旅客がコロナ前の水準に戻ることを想定し人員を増やして警戒に当たるということです。