宮城県登米市の川で27日に男性が流された事故で、現場から4.5キロ下流で28日朝に男性が遺体で発見されました。
27日午前9時40分ごろ、登米市迫町北方の迫川で川の設備点検をしていた東松島市矢本に住む会社員、安倍孝之さん(57)が誤って川に転落し流されました。
警察や消防が40人体制で捜索に当たり、28日午前8時40分ごろ転落現場から約4.5キロの下流で男性の遺体が見つかり、その後、安倍さんと確認されました。
安倍さんは、妻を含む3人で川の水量を調整するせきの点検作業をしていたということです。川の水深は、50センチから80センチほどで、せきの近くは流れが速くなっていたとみられます。