宮城県石巻市の桃生地区で成人式が行われ、若者たちが大人への一歩を踏み出しました。
石巻市桃生地区では、正月に帰省した人が参加しやすいように毎年1月5日に成人式を行っています。
約50人が参加した式典では、冒頭で東日本大震災と能登半島地震の犠牲者を悼み黙とうを捧げました。
代表して登壇した2人は、それぞれ家族への感謝を伝え「まだまだ未熟な自分を磨いていきたい」などと述べました。
新成人「二十歳という実感が無くて、お金が貯まったら引っ越して自立して、いい人がいたら結婚して幸せになりたいなと思います」「両親に頼りがちなので、自立した大人になりたいなと思っています」「仕事をして2年目ですけど、これからも同じ職場で働き続けて地域貢献できる大人になりたいと思っています」「あと1年学校生活が残っているんですけど、社会に貢献できる医療従事者になれるように」
成人年齢は18歳に引き下げられましたが、宮城県の自治体は引き続き20歳を対象に式典を行っていて、前年より41人多い2万3186人が対象です。
多くの自治体は成人の日の前日、7日に式典を予定しています。