3月11日で震災から13年になるのを前に、宮城県石巻市の大川小学校で行われる追悼行事の準備が始まりました。

 震災遺構大川小学校では、犠牲になった児童の遺族や住民らが中心となって、竹灯籠に明かりを灯す追悼行事が、今年も3月11日の夕方に行われる予定です。

 28日は遺族ら5人が参加し、大川小学校近くの林から、竹灯籠の材料となる大きな竹を切り出す作業が行われました。

 津波で三男を亡くした佐藤和隆さん「石川県でもあのような地震災害があり、また13年前を思い出す。この竹あかりを通してまた全国に防災の大切さを伝える、一つの行事になればいい」

 灯籠づくりは今後、毎週日曜日に行う予定です。