医療機器や半導体製造装置などを開発製造するライト製作所が、宮城県大和町に新工場を建設することになり、町と立地協定を交わしました。

 13日に行われた協定の締結式には、ライト製作所の津野田修社長や浅野俊彦大和町長らが出席しました。

 新工場では、主にCTやMRIなどの医療機器を製造します。延べ床面積は1万3000平方メートルで総事業費は30億円、2025年10月の操業開始を目指しています。 ライト製作所津野田修社長「この地は、ますます成長できる余地が十分にある。開発から最後のユニットの生産まで、全ての物を社の中で作り込めるのはあまりない稀有な会社と思っている」

 ライト製作所の進出で、大和町の第一仙台北部中核工業団地は全て埋まり、町は更なる雇用の確保や企業同士の連携などに期待を寄せています。