1月の大しけによる宮城県の水産物の被害額は、養殖ワカメだけで8億円を超えることがkhbの取材で分かりました。
1月21日からの大しけで、宮城県の沿岸全域で水産物などに大きな被害が出ました。 県によりますと、養殖ワカメについては9日現在南三陸町で6億円、気仙沼市で2億1000万円など計8億2000万円以上の被害が見込まれるということです。
地元の漁協では「例年の半分程度の収穫量になりそうだ。ここまで大きな被害は記憶にない」と話しています。
養殖ノリについても、東松島市から亘理町などにかけ広い範囲で大きな被害が出ていますが、被害額の把握はまだできていないということです。