15日から最終クールに入った楽天イーグルスの沖縄キャンプ。ベテラン岸投手がブルペンで150球を超える熱投です。
前年チームトップの9勝で、先発ローテーションの軸として活躍が期待されている18年目の岸がブルペンに入りました。
フォームのバランスなど現段階では完全に満足いく内容ではないとのことでしたが、徐々に歯車がかみ合ってきます。156球を投げ込んで、つかむものがあったようです。
岸孝之投手「良くない時に一杯投げても意味がない。少しでも感覚をつかめたので良かったと思う」
こちらも先発ローテ入りが期待される新外国人のポンセ、このキャンプで初めて打撃投手を務めました。
前シーズンは日本ハムでプレー、長身から投げ下ろす力強い速球と多彩な変化球が武器です。先発として10試合に登板し4勝を挙げました。
浅村と阿部に対してストレートを中心に15球を投げ、ヒット性の当たりを許しませんでした。
コディ・ポンセ投手「全体的にどうだったという話を浅村と阿部に投げかけて、まったく問題無い、非常にいい感じできているということだった」
今江敏晃監督「ポンセは普段は陽気だが、実戦やシート打撃でマウンドに立つと入り込んで豹変する姿は頼もしく感じた」