健康に対する意識の高まりを背景に、寝具や機能性ウェアなど睡眠関連商品の流通額がこの5年間で6倍以上に拡大していることが分かりました。
楽天グループが「楽天市場」で扱っている40万点以上の睡眠関連商品について初めて調査したところ、流通額は年々拡大し、去年は2019年に比べておよそ6.4倍となりました。
睡眠時間が世界で最も短いとされるなか、質の良い睡眠へのニーズが高まっていると分析しています。
アイテム別では寝具のほか、サプリメントやアイマスク、機能性ウェアなどが伸びています。
およそ8割の人が睡眠を重視しているとのアンケート結果も公表しました。
楽天グループECコンサルティング部 淺田はるかマネージャー 「睡眠環境をサポートするアイテムなども積極的に活用する『令和の眠活』への注目度が高まっている」
一方、睡眠の専門家は、飛び石となっている今年の連休は睡眠のリズムが乱れ、心身への影響が出やすいと指摘しています。
睡眠コンサルタント 友野なおさん 「5月というのは4月の疲れが出始めて、連休もあって5月病になりやすくなってしまう。特に今年は飛び石連休で注意が必要だと思う」