２０日までの暖かさから一転し、２１日の宮城県は前線の影響で朝から雪となっています。２２日の明け方にかけて警報級の大雪となる可能性もあり、気象台は交通への影響や建物、農業施設への被害などに注意するよう呼び掛けています。

　高橋直希記者「仙台駅前です。午前１０時ごろから一段と冷え込み、雪の勢いも増してきました。辺り一面が真っ白になっていて、足元には雪が積もっています」

　２１日朝の仙台駅前、通勤通学の人たちの姿はきのうまでとは一変し、冬の装いに戻っていました。

　「マフラー前日はしていなかったんですが、してきました」「これだけ気温が下がると体がなじまないので、気を付けて生活したい」

　気仙沼市波路上の漁港では、雪が降る中、水揚げしたワカメのボイル作業が行われていました。

　「足とかしもやけになったりしますね。風邪ひきやすくなりますよね。気温に体がついていかないというか」

　宮城県は停滞している前線の影響で、２１日夜のはじめごろから２２日の明け方にかけて大雪となるところがある見込みで、気温が予想よりも低くなった場合は警報級の大雪となる可能性もあります。

　２２日午前６時までの２４時間に降る雪の量は、東部西部ともに多いところで山沿いで３０センチ、平地で２０センチと予想されています。交通への影響や建物・農業施設への被害に注意してください。